チェンソーマンの映画を見ました。
兼ねてから、スゲー漫画が出て来たといわれ、友人の強い勧めもあって
原作を読んで映画もみたんですが、これまたスゲー物語。
10年に1度の名作じゃないでしょうか?
最近では、鬼滅の刃、 鋼の錬金術師などが
それにあたりますが、このチェンソーマンもまた傑作です。
2度書きます。
チェンソーマンも傑作です。
映画『チェンソーマン レゼ編』は、
藤本タツキ原作の人気漫画『チェンソーマン』の中でも特に評価の高い「レゼ編」を映像化した作品。
原作の持つスピード感、暴力性、そして繊細な恋愛要素が、
映画というフォーマットで、どのように再構築されるかが注目されていたんですが
期待通りの出来です。
本映画は、主人公デンジが初めて「普通の恋愛」に触れ、そしてその儚さを痛烈に味わう物語であり、
チェンソーマンという作品全体のテーマである
「人間性とは何か」「欲望と幸福の境界線」を鮮烈に描き出しに成功してますね。
とはいえ、チェンソーマンの映画評価は、鬼のように巷にあふれているので
今回は、僕が非常に慣れ親しんだ、デビルマンとの比較をしてみました。
ネタバレになるので、多くは書きませんが
普通のオジサンが、思わず、こんな風に作品の分析レポートを書いちゃう程
面白いく、興味深い作品でした。
くどいようですが、ネタバレはしてませんので、興味ある方はどうぞ
これだけ読めば、内容がわかる目次
『チェンソーマン』と『デビルマン』の比較分析レポート
1. 序章:二つの“悪魔ヒーロー”作品の系譜
藤本タツキさんの『チェンソーマン』は、連載開始当初から「現代のデビルマン」と評されることが多かったらしく、
まあ、それは両作品の原作漫画を読んだ事のある方は、容易に想像できることです。
永井豪の『デビルマン』は1970年代に発表され、少年漫画の枠を超えた暴力性、宗教性、
そして人間の本質を問う深いテーマ性によって、後世のクリエイターに大きな影響を与えた作品。
一方、『チェンソーマン』は21世紀の価値観と表現技法を用いながら、悪魔という存在を通して人間の欲望や社会の歪みを描き出します。
両作品は「悪魔と人間の融合」「暴力と悲劇」「人間社会の残酷さ」という共通点を持ちながら、
時代背景の違いによって異なるアプローチを取っています。
このレポートでは、両者の類似点を軸にしつつ、作品が提示するテーマの差異や現代性を分析し、
最終的に『チェンソーマン』が『デビルマン』の系譜にどのように位置づけられるかを考察しています。
ネタバレはしていませんので、ご安心を!
戯言だと思って、お暇な方は読んで行ってください。
2. 第一章:主人公の構造 ― “悪魔と人間の狭間”に立つ少年
『デビルマン』の主人公・不動明は、悪魔アモンと融合することで圧倒的な力を得ています。
しかしその力は、彼の人間性を揺さぶり、周囲の人々との関係を破壊していく。
明は「人間を守るために悪魔の力を使う」という強い倫理観を持つが、その信念は物語が進むにつれて悲劇的な結末へと導かれます。
一方、『チェンソーマン』のデンジは、チェンソーの悪魔ポチタと融合し、チェンソーマンとして生きることになります。
デンジは明のような高い倫理観を持たず、むしろ「うまい飯を食いたい」「女の子と触れ合いたい」といった
素朴で個人的な欲望を原動力としています。
しかし、その欲望の純粋さこそが、彼を“人間らしい存在”として際立たせている。
両者は「悪魔の力を持つ少年」という共通点を持ちながら、
明は“人間性を守るために戦う”、デンジは“人間性を獲得するために戦う”という対照的な動機を持つ。
この違いは、作品が描く時代の価値観の差を象徴しているんじゃないかと思いますが、
皆さんはどう感じましたか?
(って、デビルマン読んでないと、わからないですね……
一度読んで欲しいな~デビルマンの原作 アニメはアニメで、それなりに面白いですが
別物なのでダメです。
漫画を見てください。
2度書きます。
漫画を見てください。
ちなみに、映画でもデビルマンがありますが、こちらもトホホになので、
くどいようで、恐縮ですが、漫画を見てください。
傑作です。)
3. 第二章:暴力と悲劇の描写 ― 社会の残酷さを映す鏡
『デビルマン』は、悪魔と人間の戦争を通して、人間社会の恐怖・差別・集団心理の暴走を描きます。
特に終盤の「人間同士の殺し合い」は、悪魔よりも人間の方が残酷であるというテーマを強烈に提示。
デビルマンの原作者 天才永井豪先生は、暴力を単なる娯楽ではなく、社会の闇を照らす装置として用いています。
この辺が、永井先生の天才たる理由。
『チェンソーマン』もまた、暴力をエンターテインメントとして描きつつ、その裏にある虚無感や喪失を丁寧に描いています。
公安という組織の非情さ、悪魔との戦いで日常が簡単に破壊される世界観、
そして仲間の死が淡々と積み重なる構造は、『デビルマン』の影響を強く感じさせますね。
特に、「人間の残酷さが悪魔を上回る瞬間」というテーマは両作品に共通しています。
『デビルマン』では人間が悪魔狩りに狂い、互いを殺し合う。
『チェンソーマン』では、マキマをはじめとする人間側の思惑が、悪魔以上に恐ろしく描かれます。
暴力の描写は時代によって表現方法が異なりますが、
両作品とも「暴力を通して人間の本質を暴く」という目的は、共通しているんじゃないんでしょうか。
4. 第三章:ヒロイン像と喪失の構造
『デビルマン』のヒロイン・牧村美樹は、明にとって人間性の象徴であり、彼が守りたい存在の中心にいます。
しかし、物語終盤で美樹は人間の暴徒によって惨殺されちゃいます。
この事件は、明の心を完全に破壊し、作品全体の悲劇性を決定づけます。
『チェンソーマン』でも、デンジの周囲の女性キャラクターは、彼の成長と喪失を象徴する存在として描かれています。
レゼ、姫野、パワー、そしてマキマ。
彼女たちはデンジにとって「普通の生活」「愛情」「家族」といった概念を教える存在でありながら、
最終的には喪失へとつながります。
特に、「ヒロインの喪失が主人公の精神を変質させる」という構造は、両作品の大きな共通点。
ただし、『デビルマン』が一度の喪失で世界が崩壊するのに対し、『チェンソーマン』は喪失が連続し、
デンジの心が少しずつ削られていくという形式を取っています。
この違いは、物語のテンポと心理描写の方向性の差を生み出しています。
5. 第四章:世界観と“悪魔”の意味
『デビルマン』における悪魔は、人間の本能や欲望の象徴であり、宗教的・神話的な意味合いを持ちます。
悪魔は人間の弱さにつけ込み、世界を破滅へと導く存在として描かれています。
一方、『チェンソーマン』の悪魔は「人間の恐怖が具現化した存在」であり、より心理学的・社会学的な設定が与えられています。
銃の悪魔、闇の悪魔、戦争の悪魔など、現代社会の恐怖がそのまま力の源となる点は、時代性を強く反映しています。
両作品に共通するのは、悪魔が“外敵”ではなく“人間の内面の投影”として描かれている点です。
しかし、『デビルマン』が宗教的寓話としての側面を持つのに対し、
『チェンソーマン』はより個人の感情や社会の構造に根ざした恐怖を扱っています。
ここに、現代作品としての独自性があります。
6. 終章:総評 ― 『チェンソーマン』は“現代のデビルマン”か
両作品を比較すると、『チェンソーマン』は確かに『デビルマン』の影響を受けているんじゃないかと。
しかし、それは単なる模倣ではなく、
現代の価値観に合わせて再構築された“新しい悪魔ヒーロー像”として成立しています。
『デビルマン』は、戦争や差別といった社会問題を背景に、人間の残酷さと悲劇を極限まで描いた作品である。
『チェンソーマン』は、個人の欲望、孤独、承認欲求といった現代的テーマを軸に、喪失と再生の物語を描く。
両者は「悪魔と人間の融合」「暴力と悲劇」「ヒロインの喪失」という共通構造を持ちながら、
『デビルマン』は“人類の悲劇”、 『チェンソーマン』は“個人の悲劇” を描いている点で大きく異なる。
(異論は認めます、(笑))
総じて、『チェンソーマン』は『デビルマン』の精神を受け継ぎつつ、
21世紀の読者に向けてアップデートされた作品であり、
悪魔ヒーロー作品の新たな地平を切り開いたと言える作品。
チェンソーマンとデビルマンに見る悪魔像の比較 まとめ
チェンソーマンとデビルマン言う漫画
僕のような素人でも、何かわかった様に(笑)、評論したくなるほど
素晴らしい漫画です。
しかも、レゼ編は、とても良くできているので、未見の方は、是非見てください。
面白いですよ(笑)
追記)
チェンソーマン完結したそうですね。
早く読まなきゃ。
追記
久しぶりにブルーレイ(DVD)が欲しくなってしまいました。(笑)
収集癖のある方は、映画DVD買うなり、ブルーレイ買うなりすればいいんですよね
「好きな映画を自分のモノにしたい」という欲求は、よーーーーーーくわかります。
僕も映画をDVD、ブルーレイで集める派だもので、
一応DVD、ブルーレイの購入リンク先を貼っているんですが……..
好きな映画すべて集めるというといい感じでお金がかかります。
映画館に行くまでもないが、ちょっと見たい映画有りますよね。
今まで僕は、そんな映画をレンタルビデオ屋さんに行って借りてたんですが
アマゾンプライム会員になってから、レンタルビデオ屋さんに行くことはなくなりました。
アマゾンプライムの月額会費は500円
僕は映画好きで、毎月5~6,000円はレンタルビデオ屋さんで、映画借りてますから
実質十分の1の金額になったわけです。
まあ、便利ですね(笑)
笑ってしまう程便利です。
返し忘れってのもないですし、好きな時に好きな映画をみれます。
こんなサービスが有ったら、レンタルビデオ屋さんの存在理由がなくなってしまいますね。
残念ながら、レンタルビデオ屋さんは衰退していく産業だと身に染みて感じています。
僕が今回紹介した邦画の、バイク映画も、ほぼすべて見ることができます。
しかも、月額500円とリーズナブル
映画のDVD、ブルーレイ購入前に、アマゾンプライムも視野に入れてみて下さい。
< プロモーション >
U-NEXTも貼っておきます。
十分比較してみてください。
アマゾンより少々高いですが
品揃えは一番です。↓
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