奥さんと映画を見に行ってきました。
息子と娘が小さい頃は、育児で行くことができませんでしたが
彼らも、ほぼ僕たちの手を離れて、幾ばくかの時間が出来たので
久しぶりに映画を観ようと、一緒に映画館へ
僕も奥さんも、暫く映画を見ていなかったので、まあ映画館へ
行って面白そうなものがあったらソレに使用という、
いつものように、行き当たりばったり。
でも、それが大当たり!!
期待せずに見たんですけどね~
(あっローグワンの監督さんだったので、ほんの少しだけ期待しましたが…….)
やっぱり映画は期待せずに見るに限ります。
突っ込むところは、数あれど、ほとんどが素晴らしく、僕にとっては
幸せな時間でした。
どんな映画だったかというと……..
これだけ読めば、内容がわかる目次
ザ・クリエイター/創造者 はこんな映画
あらすじ
遠くない未来、人を守るはずの AI が核を爆発させたー。
人類 AI の戦争が激化する世界で、元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、純粋無垢な超進化型 AI の少女〈アルフィー〉だった。そして彼は“ある理由”から、少女を守りぬくと誓う。やがてふたりが辿りつく、衝撃の真実とは…。
監督
ギャレス・エドワーズ
脚本
ギャレス・エドワーズ
出演者
ジョン・デヴィッド・ワシントン
渡辺謙
ジェンマ・チャン
アリソン・ジャニー
マデリン・ユナ・ヴォイルズ
ラルフ・アイネソン
マーク・メンチャカ
ゴー・タインヴァン(ベロニカ・グゥ)
リーナ・チア
スターギル・シンプソン
ギャレス・エドワーズ監督について、この監督はセンスいいです。
監督は「GODZILLA ゴジラ」(2014)で日本が誇る怪獣映画のハリウッド版をつくり、
「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(16)
を作った監督。
ローグワンを観た時から、センスある監督だな~とおもっていましたが
いやはや今回の映画クリエーターは良いっす。
ローグ・ワンもかなり気に入った映画でしたが、クリエーターはモロ僕好み
ザ・クリエイター/創造者 見終えた後の評価と感想(ネタバレ、多少あり)
あまりにもこの映画がよかったので
友人へお勧めメールを送りました。
内容が面白かったので、参考にシェアしておきます。
僕から友人へメール
映画館でみたでクリエイター
ツッコミどころ満載なれど、面白かった〜
元ネタは「ゴクウ」と「ラピュタ」
「ゴールデンチャイルド」もアリか?クリエイターは是非みてくれ
ちょっとこの映画について話したいのだ監督才能あるんだなー
それとも趣味がにとるのかにゃー
今回の映画は 女優の趣味もよい
俺はローグワンより好きやね。(マジです)
ネタバレになるから、詳しくは言わんがまあ、ハードル上げるのはこれくらいにしてだね
ええ出来でした。やっぱり映画は期待してみないのがええね。
全てのコンピュータをコントロールできるのは
元ネタはゴクウか?【*注 ゴクウは武論尊の漫画】天空のラピュタをモロオマージュするシーンもよい
ミサイルがノマドから落ちるシーンね映画の話の流れは、いささか御都合主義ポイ所もあるのだが
死ぬ前の記憶を吸い取れるマシーンは秀逸だ農作業するロボットもよい笑
特に竹藪がいい(←内輪ネタ)
脚本いいし 才能ある監督なんだな〜
イイ映画だが マニア好みで普通の人にはススメられんな〜
ちなみにゴクウとはこの漫画です。
読んだことの無い方は、是非
コブラに続く傑作です。
<プロモーション>
ゴールデンチャイルドはこちら
この時代のエディマーフィーはすごかったですね~
ご存じラピュタ
傑作です。^^
【友人からの回答メールより抜粋 ネタバレ含む】
友人からの回答メールは赤字にしています。
クリエーターは劇場で見て正解、面白かった!!
【ここから友人のクリエーター評論 マイナス点から開始】
まず、いまいちだったのは、主人公/その俳優。
今のハリウッドは白人ばかりの配役は敬遠されており
デズニィでさえも主人公がアジア系(中国系)や黒人。
なので主要人物の男・女のうち片方は少数民族を配する傾向に。
だから主人公が黒人なのはわかる。が!なんかいまいちな俳優、わしにとってなじみないだけか?
見終わったあとで顔が思い出せないほどの薄い印象。
これ以後別の映画で見ることがあっても気づくかわからん。もっと言えば、「創造主」の途中で違う俳優に
入れ替わっててもわしは気付かなかったかも
ってくらい、魅了に乏しい役者。別に芝居が下手だとは言わんが、特徴なさすぎ。
でもウィル・スミスだったりするよりはよかった。
スター俳優起用にはカネが喰われるので、まあ
あの俳優に決めたのもしかたなし
CGなんかにもっとカネをかけたのだろう。
開巻まもなく
主人公の「潜入」が無線機での
「攻撃中止だ、俺が潜入してる」
で奥さん? / パートナーにあっさりばれてしまうそんなうかつさが あまりにも雑!
数ヶ月の潜入が簡単に無駄に
いや、展開が早いのは歓迎だから
あれでいいといえばいい。で、先の展開を心配したが
まあそれほど悪くなかったから、よかった。
【ここから友人のクリエーター評論 良い点】
モービルがいい。近未来風の
最期の地上のやつでさえも「おお」って見とれた。
全編とおしてCGは無理なく画面全体に溶け込んでいて
俳優よりCGにきっちりカネ使ったんだなと。とにかく展開早く、見せ場の連続。
時間を感じない楽しさ。
デカい物体が動くときのでかい音響もいい。ブレードランナーへの
わかりやすい homage (オマージュ)も
高層ビル自体まるごと広告板に、とか
街の風景がもうそれ
日本語がやたら画面に見られるな、と思って
TVで録画してあった監督自身のコメント
映画見たあとに見たら
「日本のもの
「子連れ狼」
「AKIRA」
「ウォークマン」
「Nintendo(=ファミコンのこと)」
などが大好き、大きな影響を受けた」と。
ああ、「子連れ狼」とは
「ゴールデン・チャイルド」と思ったよなあ。映画であの女児が見てたのは
「スーパージャイアンツ」(宇津井健の)
とかだったもんなあ。あと
わからんが「七色仮面」とかかなあ??
そういうわしらの年代より
古いヒーローものだったな。渡辺謙を起用したのも日本びいきの
ためだったのだろう。
TVでは「最高の俳優だ
セリフでなく表情ですべて伝えられる」
とべたぼめ。
最後に
大事なところ渡辺謙が再び出てきた (冒頭でもちらっと出てた)
あたりからAI は実は悪者ではなかったと話がひっくり返るんだが
つまりここで悪者は「アメリカ」なのだった
と判明、これは感心!ロシアや中国を最初から敵にしとく
という選択肢もあっただろうけど
ベトナム戦争や
ウクライナのことやパレスチナのことでも少しこれまでどおり「世界を取り締まる超警察」
(共産主義が悪者:そんなこと誰に決められる??)
という役割をいつのまにか勝手に
強い責任感を持って務めてきた米国これが実はミスのもみ消しをシレっとやることが
あって当たり前と
アメリカをすんなり信用してはいかん!とこれが監督の言いたかったことかな?とも。
映画見る前はチラシの文句も
「これは警告だ」みたいな
AI が悪者になりうる恐れを主題みたいに
宣伝してあったが。結局「警告」はそっち(自身の国、米国)にむけてのものだもんな。
「ノマド」(=遊牧民)の名前が
あの移動型大量殺戮兵器に。
なぜ?ただうごきまわるから、だけでは
ないと思う。
それにあの形
あれは何か意味がありそう。
何かに似てる気もするが
何かわからん / 思い出せん。深読みのしすぎか?
(以前持って来た)チラシには、今確認したら、「これは映画か、警告か」の文句しか書いてない。
わしは勝手な思い込みでに「この映画は人工知能を野放しにすることへの警告」と読み取ってたのだな。
実際、映画の前半もそういう風に思わせるようにできている。映画見てない人にはネタばらしになるから言えないが
、映画見たあとでは「この映画は 危険は人工知能そのものではなくその扱い方にこそ潜む という警告」ってことになり、
チラシは別にひっかけにはなってない。よく練られたコピーだなあ!
「この映画は 危険は人工知能そのものではなくその扱い方にこそ潜む という警告」
これは当たり前の話だった、映画ではそういうこと言ってんのではない。
訂正「人工知能の素晴らしさを疑う前に 世界のを仕切っている者たちをこそ疑わねばならない」だな。
……なんか、いまひとつビシッとキマらないが。
改めて友人の映画に対する、愛情の深さと知識に脱帽した次第です。^^
映画評論家による、クリエーター解説 ネタバレ有り
ネタバレ有ります。
【友人のコメント】
ベトナム戦争
スーパージャイアンツ(宇津井健)
(これはみんな感じた)ブレードランナー
等、語られているが、そのへんは
俺たちが先に言ってたんだよな~(笑)!
もちろん本職の評論家だから
はるかに上手に解説してる。
技術的な面ではわしも「へえ~」と。
撮影に使ったレンズのこととか。
映画 クリエーター まとめ
超進化型 AI の少女〈アルフィー〉が強固なプロテクトを破って
ロボット達を支配下に置くことが出来るは何故?…….
なんて考えてはいけません。それは野暮というものです。^^
非常に面白い映画でしたが、お客さんの入りが悪かったんですよね~
俺の時で僕達夫婦を含めても10人くらい
字幕だからですかね~?
お客さんが少なすぎる。
冒頭でも書きましたが、万人におススメできる映画ではないんです………が、
好きな人には刺さる映画です。
ゆえに、好きな人に見てもらいたいな~
僕は、映画館でこの映画を見ている間、とても幸せでした。^^
おかげで、貸し切り気分で映画を観ることができました。
(その昔、バタリアンという映画を見た時は、客が僕一人というのがありました。)
さて、この映画、最近脅威となっているAI
そしてアメリカが悪役です。
アメリカ人が作るアメリカが悪役の映画
妙な違和感を覚える、傑作でした。
違和感の正体は僕の友人が評論しています。
「人工知能の素晴らしさを疑う前に 世界のを仕切っている者たちをこそ疑わねばならない」
是非映画館で見ることをお勧めします。
追記 高所恐怖症ライダーの 観ればオートバイに乗りたくなる映画
ということで、調子に乗って、いろいろ映画の記事書いてみました。
こちらの記事は↓ネタバレは含んでませんので、安心して読んでください。
この記事達は 僕が予想している以上に好評でした。
読者の方ありがとうございます。 m(_ _)m
また、コメントいただいた方、本当にありがとうございます。
マジ、励みになります。
では、では~!!
マトリックスレザレクションズはもう見ましたか?
マトリックスレザレクションズでキアヌが乗っているバイクは何?を見る⇒
邦画も書いてます。↓
最近?の映画も書きました(笑)。↓
是非、是非
映画に出てくるカッコいいバイクシーン 思わず欲しくなるバイク達を見る⇒
この映画をみたらバイクに乗らずにいられない!極上映画8選 をみる⇒
追記 アマゾンプライムに入りました!
見れば、思わずバイクに乗りたくなる日本映画 10選でも報告してますが、
最近、アマゾンのアマゾンプライムに入会したら、いきなり便利なので
シェアしときます。
(……今頃って言わんデくださいね~(笑)ほんと最近入会しました。)
まあ、収集癖のある方は、映画DVD買うなり、ブルーレイ買うなりすればいいんですよね
「好きな映画を自分のモノにしたい」という欲求は、よーーーーーーくわかります。
僕も映画をDVD、ブルーレイで集める派だもので、
一応DVD、ブルーレイの購入リンク先を貼っているんですが……..
好きな映画すべて集めるというといい感じでお金がかかります。
映画館に行くまでもないが、ちょっと見たい映画有りますよね。
今まで僕は、そんな映画をレンタルビデオ屋さんに行って借りてたんですが
アマゾンプライム会員になってから、レンタルビデオ屋さんに行くことはなくなりました。
アマゾンプライムの月額会費は500円
僕は映画好きで、毎月5~6,000円はレンタルビデオ屋さんで、映画借りてますから
実質十分の1の金額になったわけです。
まあ、便利ですね(笑)
笑ってしまう程便利です。
返し忘れってのもないですし、好きな時に好きな映画をみれます。
こんなサービスが有ったら、レンタルビデオ屋さんの存在理由がなくなってしまいますね。
残念ながら、レンタルビデオ屋さんは衰退していく産業だと身に染みて感じています。
僕が今回紹介した邦画の、バイク映画も、ほぼすべて見ることができます。
しかも、月額500円とリーズナブル
映画のDVD、ブルーレイ購入前に、アマゾンプライムも視野に入れてみて下さい。
< プロモーション >
U-NEXTも貼っておきます。
十分比較してみてください。
アマゾンより少々高いですが
品揃えは一番です。↓