秋田で一番大きいと言われている巨木に会いに行ってきました。
きっかけは、ツーリング途中で立ち寄った道の駅「さんない」
何気に、ゴマソフトクリームを食っていて、道の駅「さんない」周辺の
案内板を見ていたんです。
唐突ですが、
筏って字、読めますか?
ハイ、「いかだ」って読みます。
僕は読めませんでした。
ググってみると「筏(いかだ)の大杉」とある。
道の駅「さんない」も山内と書くくらいで、山の中にある道の駅
そして、「筏(いかだ)の大杉」のある場所、結構山の中の集落なんですが、
山の中なのに「いかだ」とは、面白いな~
単純な興味で「いかだ」っていう地名に惹かれて、訪れてみる事にしました。
はい、好奇心です。
でも、この杉、機会があったら、是非訪れてください。
無料です。
でも、敬虔な気分になれます。
でかい杉 直径7メートル位ある
御神木 pic.twitter.com/cJpvyFqFR5— DOLUCK MAN (@doluckman) 2019年5月13日
これだけ読めば、内容がわかる目次
筏の大杉 アクセス
道の駅「さんない」から、6㎞ほど、ナビを使えば簡単にたどり着けます。
名称 筏の大杉 (いかだのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 11.2m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 秋田県横手市山内筏(さんないいかだ)
筏の大杉 由来
比叡山神社の境内に立ち、古来より授乳の神木として祭られています。
秋田県横手市山内筏植田表の比叡山三十番神社境内に生育するスギ
比叡山といえば中学校で習った、
比叡山延暦寺 最澄上人が建てたお寺しか知りませんが、
この神社かなり比叡山延暦寺ゆかりがあるようで
案内板によると
1か月各日を結番して守護する善神20座を祀り、三十番神社とも呼ばれているそうです。
…………よくわかりませんが、由緒正しい、神社ということらしいです。
地元では「番神(ばんじん)の大スギ」とも呼び、授乳などの利益がある神木として大切にしてきた。
古くから知られた木であり、
江戸時代後期の旅行家、博物学者の菅江真澄も1826年(文政9年)にこの地を訪れている。
菅江は「うべならむ神木の両双の大杉は…三十番神社の齋杉もいくばくの年を歴たらむものか」との記述を残した
出典元ウィキペディア(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%82%B9%E3%82%AE
「比叡山延暦寺」「比叡山神社」の違いって?
単純に不思議に思い調べてみました。
「寺」・・・・仏像を安置し、僧・尼が居住し、道を修し教法を説く建物
「神社」・・神殿とその附属の施設から成る神道の神を祀るところ
広辞苑より
筏の大杉 ご神木の実態
圧巻です。
トトロが出てきそうな道です。
参道です。
神社があります。
大きいです。
比較するものがないので、大きさがわかりにくいですが
外周11m有ります。
(写真だとつたわらないな~)
僕は、これだけの巨木が、この山里のすぐそばにあることが、
不思議な位です。
地元の人たちの信仰心が、この杉を長生きさせたのかな~
以前は、大杉の根本まで行けたようですが、現在はいけませんでした。
立て札にはこんな記述が
「わたしも歳をとり、千歳か千二百歳か自分の歳を忘れました。
大きいな太いな、とみんなで近よってきて、根元がかたまって、おいしい水もたくさんの栄養もとれなくなってきました。
まだまだ長生きできますので、みなさんどうか少し離れたところから見上げてください。」
樹齢1000年以上と言われる巨木です。
長生きしてもらいたいじゃないですか……
接近して写真を取りたかったんですが、ズームで撮影しました。
筏の大杉 まとめ
ちょっとした好奇心で、訪れてみた、筏の大杉
その大きさに感動、そして大切に管理、保管されている環境に再び感動
ご神木を守るために「立ちしょん」されないように、公衆トイレが駐車場内にあります。
(……多分)
とても管理の行き届いた、トイレでした。
水ももちろん出ます。
この巨木に対する地元の人たちの愛情を感じました。
道の駅「さんない」でゴマソフトクリームを食って良い物を見ることができました。
皆さんも是非訪れてみてください。
そのデカさに感動しますよ。
筏の大杉をみたら温泉へ
やっぱり温泉ですって。
ここに来たら、温泉ですね。
無色、透明でいい温泉です。
日帰り温泉も可能です。
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