秋田県の湯沢市にある院内銀山は、知る人ぞ知る有名な心霊スポットです。
ブログ主は、臆病モノのこわがりなので、
こういう心霊スポットは本来なら避けて通りたいんですが、
「湯沢の桜、おしら様を見ようツーリング」のついでに
立ち寄ってみました。
秋田でおしら様の枝垂れ桜を見てきた!東北をダエグツーリング⇒
湯沢の桜、おしら様からは、バイクで20分ほど、行かない手はありません。
いわゆる怖い物見たさというヤツに誘われて、
まだ、残雪残る時期に、行ってきました、院内銀山跡
怖い方はスルーでお願いします。(……..この記事は特に怖くはありません、念のため)
これだけ読めば、内容がわかる目次
院内銀山跡
院内銀山に向かうと、「院内銀山行き」の看板がありそこを入っていきます。
2、3分バイクで走ると、道が狭くなり、
おもむろに大きい、そして苔むした墓地が右手に広がります。
現在は、閑散とした街なのに、おびただしい数の墓石
しかも、適度に古く、コケが生えていて、手入れが行き届いていない墓地
昔栄えていた時の人達が弔われているんですね~
無縁仏とかもあるんでしょうか?
何も知らない人がここを訪れたら、怖いと感じても不思議ではありませんね。
そんな雰囲気です。
僕も写真を撮るのをためらったくらいですから
(結局墓地の写真は撮っていません。下記の写真はネットからの転載です。)
写真出典元:http://goromoko.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-d28b.html
院内銀山跡 金山神社
細く曲がりくねった道を3分くらい走ると 金山神社があります。
崖になっていますが、ガードレールなどはありません。
人気のない林道は、非常に独特な雰囲気があり、とても怖いです。
鳥居が見えてきました。
雪で、神社に上がっていけません。
ついでなので秋田の心霊スポットで男鹿プリとツートップ張ってる院内銀山行ってきたよ。まだ全然雪解けて無いし、お堂一個土砂崩れで潰されてたので、これは御幸坑まで辿り着く前に殺されるなと直感Aして撤退 pic.twitter.com/sbHC8pfmO5
— たまらんの人とかねいがーの人 (@neiger485) 2019年5月6日
金沢神社の横道を上ると、炭鉱跡に行けるらしいんですが、
まだ雪が残っていて、道が雪でとざされていました。
坑道跡は雪が解けると、こんな感じで見れるようです。
院内銀山の御幸坑 pic.twitter.com/MQMe4zWtra
— late (@late_00055) 2019年5月2日
金沢神社の広場?スペースで 毎年9月21日に、「院内銀山まつり」が厳かに行われるそうです。
地元の小学生による神輿の奉納や、「院内銀山おどり」が披露されるそうです。
院内銀山 由来と歴史
院内銀山は慶長11年(1606)に発見され、
佐竹藩直営の銀山として経営されました。(江戸時代です)
天保4年(1833)から約10年間は年間の産銀量が千貫を越え、
「天保の盛り山」と称される最盛期を迎えます。
この当時の銀山は人口15000人いたそうで、当時の秋田市を
しのぐほど栄えていたそうです。
しかし、銀価の崩落や鉱脈の堀り尽くしなどでしだいに衰退し、
昭和29年(1954)には完全閉山、
約350年にわたる長い歴史の幕を閉じました。
現在では、当時のにぎやかさが微かにしのばれる程で
さびれた風情は隠し切れないものがありました。
院内銀山 アクセス
〒019-0113 秋田県湯沢市院内銀山町
院内銀山の歴史を調べる為に、院内銀山異人館へいく!
院内銀山の歴史については、旧院内銀山跡地だけでなく、
JR院内駅に隣接している「院内銀山異人館」を
ご覧になるとよくわかりますので、異人館で色々な資料を見た後、
旧院内銀山跡地を訪問するのが よろしいかと思います。
院内銀山異人館 アクセス
院内銀山跡地から10分ぐらいでたどりつけます。
院内銀山 心霊
ネット上でも逸話がちらほらあるみたいで……
シェアしときます。
実は怖い話、嫌いじゃないんです。
これは最近、会社の年下友人から聞いた実話です。
彼女の地元は秋田県院内銀山で 私は初めて聞く地名でしたが、他県からわざわざ自殺しにくる人が後を絶たないという かなり有名な 自殺の名所でもあるそうです。そこで数年前実際にあった話。
彼女の近所に住む、少しアルツハイマーを発症しており 視力も悪いおばあさんが、ある日突然いなくなってしまい、近隣住民をあげての大がかりな捜索があったそうです。手分けして色々なところを探し回るが繁華街、住宅地、どこを探してもいない。
勿論、繁華街だけではなく、人気のないところに居るかもしれないということで森まで探しに行った3人のおばさん達が、日も暮れそうな時刻に おばあさんを発見したそうです。そこは墓地。
慌ててその3人が駆け寄ると、そこにはもう一人誰かが居る。
近所では見ない顔の男性がおばあさんの体を支えるように、ぴったりと横に寄り添っている。「おばあちゃん!? 急に居なくなるから、みんな心配して探してたんだよ!?その隣にいる方は誰?」
「私はただ散歩に出かけただけだよ。そしたら、道に迷って困っていたところに この人が親切にも道案内をしてくれてねぇ。」
「そうなんですか。それはそれは有難うございました。それでどちらへ行こうとされていたんですか?」
…会話の途中で、急にその男性はスゥ…と消えてしまった。
目の悪いおばあちゃんは彼が居なくなったことに気が付いていない。
おばさん達は震えながら聞く。「おばあちゃん…。あの人消えちゃったよ…?あの人とはどこで会ったの?」
「だから、道に迷った時だよ。でも本当にいい人でね。『次は右の足ですよ。』『はい。次は左の足ですよ。』って歩く時も、優しくずっと話しかけてくれてね。あんないい人今時居るもんなんだねぇ。」
おばあさんと、その男性が行こうとしてたその道の先には普通は誰も人が行くような場所ではない、断崖絶壁の崖へと続く道だったそうです。
気味の悪いそんな場所から、一刻も早く立ち去ろうと 一同が歩き出した時、3人のうちのおばちゃんの1人が
「みんなには一体何が見えていたの??!私には最初から、おばあちゃん1人しか見えなかったのに。他に誰かいたの?誰と話していたの?」
と言ったそうです。
その森に限らず、そこかしこに自ら命を絶った人が未だ存在し続け 生きているを人を誘う。
そんなことが本当にあるんだ…と思いました。
出典元:https://matome.naver.jp/odai/2143369066744312201
まあ、この逸話、男の人が崖の方に導いたとありますが、見かたを変えると
おばちゃんが崖の方へ行かないように手引きしていたとも取れます。
どの視点で見るかで、まったく違う意味となりうる逸話ですね。
院内銀山 ツーリングまとめ
かつて人がたくさんいた場所が、いきなりいなくなると心霊スポットと言われやすいです。
院内銀山、ここもその一つですね。
ただ、調べてみると、地元の皆さんがお祭りを開いたり、墓地には観音様を祀ったりと
丁寧に祀り、弔っていらっしゃいます。
素晴らしい事だと思います。
僕も神社に手を合わせてきました。
心霊スポットなんて、ちゃかさずに訪れた方は、手を合わせるのがいいんじゃないか…..
柄にもなく、そんなことを考えました。
閑散とした山の中なのに、何人かの方が車で来ていました。
北海道ナンバーの方、川の水を汲んでいる方、釣りをしている方。
そして、野生のにわとりが3匹ほどいました。??
はい、道のすぐ横に、逃げるでもなくいたんです。
野生のにわとり………なんか怖いですね。
怖くなって写真は撮ってません。
夜に出会ったら、マジ ビビるレベルです。(笑)
やっぱり、夜は訪れてはいけない場所です。
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ちなみに院内銀山の近くには、うまい餃子とラーメン屋さんがあります。
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