由利本荘市、滝温泉近くにある一軒宿に小羽広館へツーリングで行ってきました。
小羽広館=”こはびろかん” と読みます。
ここは、旅館の前に小川が流れていて、知る人ぞ知る
カッパの伝説が残っている旅館。
僕が持っている古い資料には、単純硫黄鉱泉なる表記あり単純温泉に分類されるということでしたが
温泉法にある、泉質等の表示が脱衣所にもどこにもなかったので、
泉質が変わり、天然水のお風呂にしたのかな~と勝手に解釈。
沢水?を沸かして使用していて、温泉分析表の掲示は無く、
”小羽広館”さん自身も「温泉」を名乗っていません。
しかし、温まり(あたたまり)のお湯(芯からぽかぽかと温まる)なのと、
潰瘍に効くとのこと(効果には個人差があります)で、
通ってきているリピーターも数多くいらっしゃるとか、
当館には体にたいへん良い水が自噴しており、この水をお風呂に使いお客様の口コミで営業しております。
決して良いところではありませんが、こちらにおいでの節は一度よってみてください。
出典元:小羽広館公式ホームページ https://yurihonjo-kanko.jp/yrdb/kohabirokan/
小羽広館公式ホームページに書かれてある、
”決して良いところではありませんが”……この一文が奥ゆかしくて、実に良い。
さてさて、小羽広館さんどんな旅館なのか、そして、どんなお風呂なのか
覗いてみましょう。
これだけ読めば、内容がわかる目次
小羽広館 お風呂
早速お風呂に入ってみました。
館内に入って、のれんをくぐると
すぐに脱衣場があります。
この日は貸し切り(ラッキー!!)
(ロッカーは有りません、貴重品はフロントで預かってくれます。)
ドアを開けると……
浴槽があります。
浴槽は3人位入ると窮屈かもしれませんね。
しかし、この日は僕一人だけ(笑)
貸し切り状態です。
ジャグジーが付いていました。
お湯は無色透明、源泉が冷泉のため、沸かしているそうです。
微かに硫黄の香りがします。
(これで温泉じゃないんですね、ちょっとびっくりです)
右横に見える蛇口は、飲料用
この蛇口からでる源泉は硫黄の香りが………濃い味。
シャワーが2つ、ついています。
温度調整付のカランなので使いやすかったです。
浴槽は1.5×2.5四方、無色透明の湯はかすかにぬるぬる感がありました。
備え付けのボディーソープとヘアシャンプーがあります。
浴槽の真後ろに、シャワーが一つ。
この日は天気が良くて、日差しがまぶしかったです。
窓から見える裏山の緑と、小羽広館のすぐ横を流れる小川の水の音は
非常に心を落ち着かせてくれます。
浴室は狭いですが、良いお湯です。
リピーターが多いのもうなずけます。
硫黄も控えめ
風呂上がりも通常の硫黄泉に比べ、肌が乾燥しなったですね。
小羽広館 館内風景
大内地域の滝温泉近くにある一軒宿
一見すると旅館には見えないたたずまいです。
旅館前と、僕のバイクを止めている、左側の道を10m位進むと
駐車場があります。(もちろん無料です。)
玄関です。
玄関前には、自動販売機が置いてあります。
玄関に入ると、右手にフロントがあります。
ショーウィンドーにカップめんとちょっとした食料が売ってありました。
声を掛けると受付から奥さんが対応してくれました。
ここでお金を払います(400円です)
廊下の突き当りを左に曲がると、浴室があります。
宴会場もあります。
中庭には池があって、鯉が泳いでいました。
山の風が良く通ります。
風呂上がりに心地よい風でした。
新聞に載った記事が掲載されていました。
小羽広館 カッパ伝説
風呂上り、小羽広館さんの周りを散歩していると、なにやら面白いものが(笑)
小羽広館さんのすぐ横を流れる、小川のわきに
約1.5M位のガラスの社(やしろ)に入った人形は、カッパさん
拡大してみます。
ビキニをつけた女性のカッパさんと子供のカッパ
お茶を片手ににっこり微笑んでいらっしゃる(笑)
愛嬌がある顔ですが、夜見ると、ちょっと怖そうです。(笑)
隣には立て札がありました。
要約すると、
100年ほど昔、ここで河童が湯浴みをしていたのを地元の名士が発見し、
そこに温泉宿を建てて、商売を始めたところ繁盛したという伝説
なんともほのぼのとして、いい感じの伝説です。
傍(そば)を流れる小川はこんな感じ
かっぱ人形さんも味があってイイので、是非一度見てみましょう(笑)
カッパさんの人形横には、祠(ほこら)が祀られていました。
小川には橋が掛けられていましたが、朽ちて渡れませんでした。
小羽広館 アクセス
小羽広館の看板を右に曲がります。
所在地 〒018-0904 由利本荘市岩野目沢字池の沢1
営業時間 日帰り入浴 午前8:00~午後8:30(部屋利用は午後5時まで 12月25日から29日頃は、ボイラー清掃のため休業 )
駐車場 有り
電話番号 0184-67-2542
FAX 0184-67-2580
フリーダイアル 0120-672-542
公式サイト :https://yurihonjo-kanko.jp/yrdb/kohabirokan/
宿泊(2食付 6000)や自炊(3500)ができる隠れ家のような温泉?旅館です。
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小羽広館 まとめ
施設には、宿も併設されているので宿泊で利用することもできます。
*宿泊(2食付 6000)や自炊(3500)ができる隠れ家のような旅館です。
この旅館、親子丼や、ラーメンが美味いと口コミに有りましたが、昼食を食べた後だったので
食べることができませんでした。
いいお風呂でした。
また来ます。
次回は、必ず醤油ラーメン食べます。
駐車場で写真撮影。
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すぐ近くに小羽広ダムがあります。(車で2.3分)
こじんまりしたちょっとかわいいダムです。
ついでに覗いてみてください。
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