急性心筋梗塞で、緊急手術、入院した話をしました。
僕は文字通り、緊急手術 ⇒ 入院だったので、入院の準備は奥さんがやってくれました。
(奥さんには、ほんと感謝です。)
こまごまとした必要なものは、すべて奥さんがそろえてくれましたが、
それでも、「これ買ってきて」とか色々と要望が出てきたのものです。
今回は、僕が入院した時に必要だと感じた入院準備品をまとめてみました。
集中治療室、個室・大部屋で持っていける荷物の量が変わりますし
男性・女性・年齢でも必要なものが変わります。
検査入院・手術・外科・内科でも便利なものが違うのですが
今回は基本的な準備品を一覧にしてまとめてみました。
この記事は、不慮の病気で、突然入院しなければならなくなった方の為に,
そして、入院準備する時間が、少しだけある方の為に書いています。
これだけ読めば、内容がわかる目次
入院の持ち物・準備リスト 必要・便利・基本の準備品
僕が入院したのは比較的大きな病院だったので「入院案内」というのが
有りました。
実際には、手術後に奥さんから手渡されたのですが….。
病院によって設備や備品、患者が用意するもの、病院が用意するものが異なります。
これを確認できるのが「入院案内」になります。
携帯電話(スマホ)やパソコンの持ち込み等々、電子機器の持ち込みは病院によって差があり
確認必須項目です。
(僕が入院した時は、CCUでも、スマホの持ち込みはOKでした、パソコンは不可)
きっちり確認してから持ち込みましょう。
病衣やタオルのレンタルの有無
入院中に使用するタオルや病衣のレンタルも病院によって有無・料金・交換頻度が様々です。
1日当たり100円未満で病衣がレンタルできる病院もあれば1日500円で病衣とタオルのセットという病院もあります。
僕の場合は300円でレンタルして、シーツ、タオル、病衣を毎日交換してくれました。
荷物の量や洗濯の負担などから持ち物を用意するまでに
レンタルの利用の有無を決めておきましょう。
入院案内に書いてある必需品とは
書類関係・保険証・薬
入院手続きでもらう書類
1.印鑑
2.診察券
3.保険証など
4.普段飲んでいる薬・お薬手帳
入院手続きの際にもらう誓約書や、保証人を記入する入院保証書などの書類と診察券は必須です。
また保険証に加え、後期高齢者医療受給者証や限度額適用認定証など
医療費の補助を受けられる証書は持参していた方がよいかと思います。
……この辺の手続きはすべて奥さんがやってくれたので、
僕はベットで静養しているだけで済みました。
ホント、奥さんには感謝、感謝です。
食事に使うアイテム
※箸
※スプーン・フォーク
※飲み物用コップ(割れないもの)
※ストロー
(横になりながら水分を取るとき、とても便利でした)
※これらは病院によって異なります。
食事についてくる場合もありますので事前に入院案内を確認しましょう。
洗面用具・入浴アイテム
※歯ブラシ・歯磨き粉
※うがい用コップ(割れないもの)
※シャンプー&リンス
※洗顔料・石けん
※ひげそり・かみそり(電気シェイバー)
※くし
※タオル(バスタオル・フェイスタオル・ハンドタオル…僕はレンタルしました。)
※体を洗うタオル(風呂にはいれるようになった時に使用します)
当面の入院生活に必要なもの
※ティッシュペーパー
※下着
※病衣・パジャマ
※履物・靴
※羽織り(ガウン・ポンチョなど)
※イヤホン(1.5m~2m位の長めが便利です。)
※生理用品(女性の場合です)
※病衣はレンタルできる場合もあります。(僕はレンタル)
僕の場合、入院していたのが、夏だったので、Tシャツで過ごせましたが、
冬の場合は点滴をしていても脱ぎ着できるポンチョは
入院中の羽織におすすめだそうです。
その他必要なもの・あると便利なアイテム
ここからは、入院案内の持ち物リストに載っていないアイテムをピックアップしてみました。
生活に必要なもの
電子機器の持ち込みは病院に要確認です。【重要】
昔は、医療機器に携帯の電波が干渉して誤作動を起こす可能性がある…..なんていわれてましたが、
今はあまり厳しくない様です。
※携帯電話・スマートフォン
(僕はスマホでツイッターをやっていましたが、フォロワーの皆さんからの励ましの言葉をいっぱいいただきました。
この場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうございました!!)
※携帯電話の充電器
※パソコン(僕が入院していた病院は、一般病棟はパソコン可でした。病院によって異なります。)
※携帯ラジオ(あると意外に使いました。)
※現金少々(小銭も多めに)
※院内用の小さいかばん(財布なんか入れておきます)
※はさみ
※ボールペン・メモ帳・付箋 ノート
※耳栓
耳栓…….ハイ、一般病棟に移ると、集団生活を余儀なくされます。
特に、いびき、寝言など、本人に悪気無くてもとんでもなくうるさい人いますからね~
僕の場合も隣の方のいびきがひどかった。
笑っちゃう位にひどかった。
この方、定期的に無呼吸症状を起こすので、呼吸が止まった時は死んじゃうんじゃないかと
気が気じゃありませんでした。
耳栓は必需品です。
…..でも、あまり隣人のいびきがひどい場合は看護師さんに相談してみてください。
入院中の睡眠は大切です。いろいろと相談に乗ってくれると思います。
僕は隣人のいびきで看護師さんに相談したら、部屋変えてくれました。
収納・運搬に便利なもの
※お風呂用の大き目の袋かかご
洗濯物も一緒に出ますから、あると何かと便利です。
※S字フック
袋やカゴをつり下げれば、手の届きやすい便利なスペースを作り出せます。
手の届く場所に小物をまとめてつり下げておけば、テーブルが散らかりません。買い物にも使える手提げ袋がおすすめです。
ゴミ袋をつり下げる使い方も便利。
※延長ケーブル
コンセントの位置が使いにくいときに活躍します。
コンセントが枕元から離れていて、充電しながらスマートフォンを使えない場合などに便利です。
※クリアファイル(A4サイズ以上)
入院中は、医師から説明用のコピーやパンフレットを渡されることが多いので、
A4クリアファイルがあると便利でした。
※ビニール以外の袋
コンビニでもらうようなビニール袋は音がうるさいので荷物の仕分けには不向きです。
ナイロンの袋やジップロックなどガザガザ音がしない袋が多めにあると荷物の仕分けに使えます。
※読書用LEDライト
病室のベッドには、LEDや蛍光灯のアーム式スタンドが付属しています。
しかし、これは照らす範囲が広く、病院の消灯時間中に使うと、隣のベッドまで光が漏れます。
照らす範囲が狭い乾電池式のLEDライトがあると読書に便利です。
※ウェットティッシュ
手が洗えないときには、ウェットティッシュを使います。
これも意外と量を使うので、大きめのパッケージを用意しましょう。
※小さい財布
入院時は中身を絞った小さな財布を持っていくことをおすすめします。
備え付けのセキュリティボックスはとても小さく、
また万全のセキュリティ機能を備えたものではありません。
そして、思った以上に小銭の使用頻度が高いです。
(売店での飲み物、小物の購入、テレビのテレカ?など)
入院した時に必要と感じた物品リスト まとめ
病院内は個室でもない限り狭いですし、共同生活となります。
よって、便利なものは何でも持っていけばよいわけではなく、持ち物は「最低限」が基本です。
実際に持っていくものは、環境や体調をふまえて考えてみてください。
入院経験がないと想像しにくいため、
ここでは入院時の隠れた手間やストレスを軽減する持ち物をピックアップしてみました。
不便な入院生活を快適にして、前向きに治療に専念する事の手助けになれば、幸いです。
こちらも参考にどうぞ。
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