山形県飽海郡遊佐町にある
直径20メートル、水深3.5メートル、湧き水だけで満たされた池?泉?
その池の名前は「丸池様」
池の名前に「様」って、冗談で付けられた名前なのかな~…..
なんて考えるのが、普通ですよね。
しか——-し!
みれば理解できます。
昔の人が、池を擬人化して呼び、その池の名称に”様”を付けたくなる理由が
よ——–くわかります。(笑)
1度観てください ”様”を付けたくなる意味が納得できます。(マジっす!)
その池は、
ジブリのもののけ姫の「しし神」が出てきて、
池の上を徘徊しそうな…….神秘的な池でした。
そして、地元の方が大切に守ってきた池だということが、随所で垣間見れ
その”思い”が、ひしひしと伝わってくる、美しくも、崇高な泉でした。
今回は、山形県飽海郡遊佐町にある、丸池神社(通称 丸池様)へ行ってきました。
以前からずっと見たかったんです。
まずは、はじまり、はじまり~!!
これだけ読めば、内容がわかる目次
丸池様ってこんなところ、エメラルドブルーの御神体
丸池様は、湧き水で満たされた、池そのものが御神体です。
僕の写真技術が下手なので、この池の美しさと崇高さが、伝わらないのが残念です。
歩きながら、その池の青が目に入ってくると、
思わず「おっ」と声が漏れます。
”丸池様”というのは一般的な呼び名で、正式には鳥海山大物忌(おおものいみ)神社の境外末社に当たる「丸池神社」という神社
鳥海山信仰の一翼を担う重要な史跡として国指定史跡にも指定されています。
2度書きます。
池そのものが、御神体なんです。
昔の人がご神体とあがめた気持ちがよくわかります。
なんといっても、池の底が肉眼で見える。
さて、ではご神体を見てみましょう。
太陽光の加減で、微妙に池の色が変わります。
エメラルドグリーンと表現されていますが、僕はブルーだと思いました。(個人的見解です。)
謎の9連休
最後に選んだのは丸池様に行くことでした🚗 ³₃真ん中の色が変わってる部分
水が湧き出てるの見える?
初めて見た!! pic.twitter.com/R5tgC9optX— ろ~こ🍀(ろころこ) (@rouko_safam) June 9, 2022
丸池様 朽ちない(腐らない)池の中の倒木の理由
よく見ると水の中に倒木があります。
底に沈む木は腐る事なく、何十年も沈み続けている倒木だとか
通常の池では、腐って、朽ちて池の水を濁らす原因になるんですが
丸池様の倒木は朽ちない。(腐らない)
なぜ腐らないんでしょうか?
理由は水温
丸池様は、年間を通して約11℃と冷たく、
また、池の底から絶え間なく水が湧いて入れ替わっているため、
池に沈んでいる樹木が腐敗しないとの事なんです。
水も透き通りすぎてて、すぐに底があるように見えますが、
深さは5メートル程
凄いっすね!
怖いくらいに、美しい泉です。
丸池様は何故エメラルドブルーなの?
「何故丸池様はエメラルドブルーなのか?」
疑問に思いますよね?
これは丸池様の水の透明度が高いから
透明度の高い水に太陽光が当たり、光の屈折や吸収などの諸条件が揃うことで、
ブルーやグリーンの色にみれるとの事
(僕が見た時はブルーだったわけです^^)
丸池様の池の中の生物 イバラトミヨ
池の中に生き物はいるのか?
疑問に思いますね、一見何もいないように見えますが、
イバラトミヨという淡水魚がいるようです。
イバラトミヨとは
秋田では、ハリザッコと呼ばれている絶滅危惧種です。
(以前記事にしました、大仙六郷の湧き水にいます。)
体長はわずか4~5㌢で、背に7~9本のトゲをもつ淡水魚
実はこの丸池様には昔、むかしの伝説があります。
前九年の役で源氏の鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)が敵に左の眼を射抜かれ、
見事敵を打ち取った後にこの御池で眼を洗ったため、
以来御池に棲む魚は鎌倉景正に敬意を表してみな片目になったという伝説。
御池の生物を獲ることは禁じられています。
それゆえ、実物を見て確かめることはできませんが、ちょっと見てみたいですね。
丸池様 基本情報
グーグルさんのマップではここまでですね。
左の道へ入ると、駐車場があります。
住所 山形県飽海郡遊佐町直世荒川57
交通アクセス JR吹浦駅から車で5分
日本海東北自動車道 酒田みなとICから車で25分
問い合わせ先 NPO法人 遊佐鳥海観光協会
電話番号 0234-72-5666
関連サイト
遊佐鳥海観光協会
やまがた庄内観光サイト-(特集)神秘の泉に魅せられる!庄内屈指の映えスポット・丸池様
この牧歌的な田園風景から、300m位行くと、丸池様があります。
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丸池様 駐車場事情 —無料です。
バス専用駐車場・転回場があり、
大型バス5台分のスペースがあります。
普通車、バイクの場合は、箕輪鮭漁業生産組合の駐車場を使用できます。
勿論無料です。
車15台くらいは置けるスペースがあります。
(舗装されていませんので、雨の日は注意してください)
丸池様・牛渡川
駐車場から丸池さままでは約200mほど
丸池様の側には同じく鳥海山の湧水を源にした牛渡川(うしわたりがわ)が流れています。
川底が見えますね。透明度が高い川で、びっくりします。
(秋には多くの鮭が遡上する光景もみることができるとか)
牛渡川も源は湧き水 牛渡川を流れる透明な水と、
その水の流れに合わせてゆらゆらと水にたなびく
梅花藻(ばいかも)の姿もまた、
見ていてついうっとりしてしまう美しさです。
左に進むと丸池様、まっすぐ行くと牛渡川散歩道となります。
(体感で300M位の散歩道でした。)
牛渡川 湧水の樹陰路を行く
せっかく来たんで、湧水の樹陰路を歩いてみました。
牛渡川に流れる透明な水と、ゆらゆらとたなびく梅花藻(ばいかも)の姿を楽しむ事ができます。
画面のほぼ全部が川の水です。(マジ水が綺麗です)
反射と透明度で、どこからが川なのかも全く見分けがつかないっす。
森の入口に入ると、風景が一変します。
深さも2メートルある所もあるそうですが、
出来の良い、水槽を眺めているようでした。
来た道を振り返ってみると、透明な川
気分はもう”もののけ姫”の世界です。
ヤマ犬が出てきそう!!
散歩道は舗装されていません、注意が必要です。
支流に阻まれて、その先にいけませんでした。(残念)
丸池様 エメラルドブルーに染まる湧き水 神秘の泉 まとめ
澄んだ水や空気感、そして丸池様の存在感
一度みたら、忘れられない情景になります。
写真撮影はフリーですが、丸池様は神社という神聖な場所であり、また、
御池周辺の原始林は天然記念物でもあることから、
自然保護の観点からも柵を越えての撮影は絶対にせずに、
マナーを守って楽しみましょう。
丸池様へ行ってきました。
綺麗で思わず「おっ」って声出しちゃいました。😆
エメラルドブルーの美しく崇高な泉でしたよ詳細はこちら↓(ブログ記事に飛びます。安全です)https://t.co/UtWG2xfeVt#丸池様 #山形県遊佐町#大物忌神社 #丸池神社 #エメラルドブルー#イバラトミヨ pic.twitter.com/p8yRY32ARc
— DOLUCK MAN (@doluckman) June 15, 2022
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では、では
次のツーリングレポートもお楽しみに!!
丸池様に来たら次はここ!
丸池様を観光したら、次はここへ行ってみましょう。
そして、鳥海山!!
ハイ、山形と秋田にまたがる 霊峰 鳥海山です。
5合目までは、車で行けます。
30分くらいです。
ただし、高所恐怖症の方は、おすすめしません。
ビビります。
ブログ主が行った時の記事がありますので
そちらもどうぞ
「鳥海山ブルーラインを高所恐怖症のダエグ乗りヒルクライム、ビビる」をみる⇒
あわせて読みたい 高所恐怖症ライダーのツーリング記事
山形遊佐町にきたら、ここも是非見てください。
いいか雰囲気の鳥居と鳥海山大物忌神社があります。
鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮へ行って来た、獣道並みの裏道を通るをみる⇒