30年以上履いているエンジニアブーツがあります。
バイクに乗る時に使うつもりで買ったエンジニアブーツです。w
随分前にかったので、メーカー名も忘れてしまったエンジニアブーツ
ダメになったらすぐに買い換えるつもりで、購入したんですが、
なんとなーく30年以上たってしまいました。w
2度、かかとのラバーを交換しています。
メンテナンスと言えば、靴クリームをつけるくらい。
今思えば、かわいそうな扱いをしてますね。
(このブログに写真を出すのも、かわいそうな位ボロボロです)
勿論、この靴で、バイクにも乗ってますから
長年の疲労で、ブーツ全体にクラックがはいりまくり。
金具を止める革は切れてる。
裾の部分は半分取れてるww
もうね、ボロボロなんです。
奥さんからは、
「靴がかわいそうだから、買い換えたら…….」
と言われるくらいにぼろぼろ。
でもね~……
愛着は有るんです。ww
今年、買い換えようかずいぶん悩んだんですが、
ある時、ネットで、靴の補修動画が、目に留まりました。
靴の補修動画
どうせ、買い換えるくらいなら、
試しに自分で補修してみようか…….
という考えにたどり着き。
頑張ってみました。
題して、靴の補修 30年使用したボロボロのエンジニアブーツのリペア方法です。
捨ててもいい感じで、実施したので、参考にする場合は、自己責任でお願いします。
では、始まり、はじまり~
これだけ読めば、内容がわかる目次
30年使用したボロボロのエンジニアブーツの状態はこんな感じ
ボロボロですね~
なんか、写真乗っけるのもかわいそうなくらいです。
クラック入りまくりです。
拡大すると、クラック(革のひび割れ)ひどいです。
全体にわたって、クラックが入ってます。
ほんと、よく頑張って、僕につくしてくれました。(涙)
形も見事に変形してます。(ww)
縁の部分(プルストラップ?)↓
見事に切れてます。
だれが、どう見てもひどい状態ですね。
さて、これを補修(レストア)してみます。
結論から言うと、このクラックだらけのボロボロのブーツを補修して
こうなりました。
(リペア後です↓)
まあね、プロがみたら、突っ込みどころ満載の補修(レストア)でしょうが
素人がやったにしては、上出来じゃないでしょうか?
いい感じ!です
僕にとっては、合格点です。
全く問題ありません。
これで、またしばらく、このブーツを履くことができます。
このブーツ、どうにも愛着があるもんで、よかった、よかった。(喜)
30年使用したボロボロのエンジニアブーツのリペア方法 準備するもの
ボロボロのエンジニアブーツを補修(リペア)にあたって、準備したものは
< プロモーション >
1. コロンブス(COLUMBUS) アドカラーチューブ 黒
2. コロンブス(COLUMBUS) アドベース
3. 紙やすり 80番 120番 240番 600番 1000番 1200番
4. アドベース、アドカラーを使うパレット(100均(ダイソー)で問題なし)
5. アドベース、アドカラーを使う筆(100均(ダイソー)で問題なし)
6. バターナイフ アドベース、アドカラーを塗る時につかう
7 手袋(あると便利)
靴に色を塗る時、色が手に着かないようにします。
8. パーツクリーナー(脱脂に使いました。使用の場合は自己責任で)
…..かな~
全部集めても、2千円かからないと思います。
30年使用したボロボロのエンジニアブーツをリペア ステップ
今回の作業、簡単に言うと
クラック(ひび割れ)が、発生している部分をヤスリで削り
色を塗るという作業です。
1.エンジニアブーツの脱脂
パーツクリーナーは、ブーツのクリームやオイルを取るために使用しました。
靴の脱脂をしないと、次のステップの紙やすりがうまく入りませんでした。
(油分があって、ヤスリで削れないので、
パーツクリーナーで脱脂してヤスリをかける)
< プロモーション >
パーツクリーナーはYOUTUBEで使っていたのをみて、マネしてみましたが、使用の場合は自己責任でお願いします。
革をダメにする危険性があります。
2.紙やすりで靴のクラックを取る
紙やすりは 僕のエンジニアブーツクラックが酷くて、80番を2枚使いました。
合計4時間位、紙やすりをかけていました。
80番の紙やすりで、クラックを削り、120番か240番で整えます。
そのあと、革の状態を観ながら、600番か1000番で再び整えます。
削ります。
クラックのひどいところはなかなか、削るんですが、クラック跡は取れません。
(インステップストラップ外したら、金具とれちゃいましたww)
削ります
紙やすりの消費量が思った以上です。
削ります。
削りますが、クラック跡は、なかなかとれてくれません。
くるぶしから、上の部分の革は、薄くて(w)
紙やすりをかけすぎると、切れそうです。
クラックが残っていましたが、ほどほどにしておきました。
削った革が床に落ちて凄い事になってます。
鼻の中に埃(革をけづったカス)が入って、鼻の中が真っ黒になりました。
削ったら象の皮膚みたいでした。
見るからに、とてもひどい状態です。
紙やすりでの研磨は、
結構根気のいる作業でした。
3.靴にマスキングを施す
車用のマスキングテープで十分です。
紙やすりで、クラックを取ったら、
色が飛び散らないように、コバの部分にマスキングします。
4.アドカラーチューブ 黒+アドベースで、傷を埋める
本来で有れば、単体で使うんでしょうが、
あまりにもクラックが酷かったので、まぜて使いました。
まぜ方は1:1
< プロモーション >
クラックのひどいところに、塗ります。
(夢中になって、写真を撮るのを忘れちゃいました。)
アドカラーとアドベースの1:1で混ぜて使う……….
この使い方は、参考にしないでください。
もし、参考にする場合は、自己責任でお願いします。
気のすむまで塗ったら、暫く放置します。
(僕は一晩寝かせました….10時間くらい放置)
5.アドベースで、クラック箇所を再び埋める
アドカラーとアドベースの1:1で混ぜて使って
まだ、傷や、クラックの残りが、ひどかったところに
再び、アドベースだけを使って、傷の穴埋めをしました。
こんな感じ
< プロモーション >
クラックの傷口に、アドベースを塗りこみます。
4時間ほど放置
乾いたら、1000番台の紙やすりで、面すりを行います。
1時間位頑張りました。
出来るだけ、凹凸が無いように、ヤスリで研磨します。
6.アドカラーで色付け
アドカラー単体で色付けを行います。
100均の筆を使用して、色付け
色付けは、なかなか楽しい作業でした。
< プロモーション >
アドカラーで色を縫ったら、乾くまで待ちます。
30年使用したボロボロのエンジニアブーツをリペア….仕上げ
乾いたら、ブラシで靴をブラッシングし、マスキングを取って終了です。
どうですかね~
接近して、見れば、粗(アラ)は見えますが、
上等です。
いい感じじゃないでしょうか。
形の崩れはどうしようもないので、良しとします。(w)
30年使用したボロボロのエンジニアブーツをリペアした方法…まとめ
ボロボロに履きつぶした、エンジニアブーツ
靴のレストア失敗したら、捨てるつもりでトライしてみましたが、
案外うまくいきました。
【リペア前】
↓↓↓
【リペア後】
プロの方がみたら、怒られそうな修復(リペア)方法ですが、
まだ履けるレベルに、エンジニアブーツを持っていけたので、自分的には問題なしです。
修復のステップまとめます。
1.靴に着いた油を取り除く
(洗うのもアリだそうですが、僕はパーツクリーナーを使用)
2.紙やすりで、クラック部分を削る(80番 100番 600番 1000番)
(靴全体がクラックに覆われていたので、ほぼ全部にヤスリをかけました。)
3.アドベース+アドカラーで、クラックの溝?穴?埋め、色付け
4.傷のひどいところへ、アドベースのみで埋める。
5.紙やすりで、凸凹しているところを整える。
6.アドカラーで再度色塗りなおし
7.ブラッシング
8.アドカラーで色付けした後で、ラナパーを塗り光沢を付ける。
アドカラーのみでも、光沢は出るんですが、
これ、すごくいいんでつけてます。
おススメします。
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……ってな感じですね。
リーズナブルに修繕できて、ラッキーですが、
参考にする場合は、くれぐれも、自己責任でどうぞ!
追記1
切れたブーツのプルストラップの部分は、放置しました。
この記事の評判が良かったら、追加でやってみます。
追記2
大事に履く予定ですが、ダメになったら、次はレッドウイング買います。
…….たぶんww
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m(__)m
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