以前15年間放置していたカワサキゼファー(400㏄)のガソリンタンクのタンク内に
発生した錆取りをやったことがあります。
当時は東北震災の後で、いろんなことがあり、
どうしても管理人はこのバイクを復活させたかった。
業者に頼めば(お金を払えば)すぐにできることはわかっていましたが
どうしても自分の手で、このバイクゼファーの修理したかったんですよね~
記事を書きながら、そんなことを思い出しました。
(この写真を撮ったのが今から9年前です。^^)
動かない不動のバイクを修理したその行為は、
もしかすると禊(みそぎ)と弔い的な要素があったのかもしれないな~と
この記事を見直してそう思いました。
震災は一言では言い表せないヘビーな、とてもヘビーな出来事でした。
ハイ…..話が重くなるので、もうやめます。
震災の話は、また別の機会に…………
とりあえず、バイクタンクの錆取りの顛末ご覧ください。(笑)
この記事は、「バイクのガソリンタンクの錆取り」を業者に頼まず
一人で行いたいバイカーの為に書いています。
これだけ読めば、内容がわかる目次
バイクタンクの錆取に必要なもの
用意したものは以下の通り
1.タンククリーナー 花咲かG
リンク張っておきます。
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使ってみればわかりますが、何気にすごいケミカル剤です。
錆止めコーティングもしてくれます。
2.お風呂用の栓
タンクの給油口をふさぐために使用しました。
3.チェーン
頑固な錆をとるためにタンク内に投入して使用しました。
ホームセンターの1Ⅿ 200円くらいのチェーンで十分です。
砂や砂利を入れるという方法もありますが、どうも抵抗があって管理人はやりませんでした。
4.ドライバーなど工具類
タンクをバイクから取り外す際と、錆て回らなくなったタンクの鍵穴を破壊する際に使用しました。(笑)
【重要事項 花咲かGについて】
花咲かGは高価ですが、さび止め効果があります。
「花咲かG」というナメたネーミングですが、その効能は抜群でした。(笑)
この錆取り処理を行った後、錆はこのバイクを手放すまで発生することはありませんでした。(3年位)
サンポール(トイレ用洗剤)でも代用可能ですが、
こちらは錆止め効果ありませんので
別途後処理(錆止め処理)が必要になります。
それに比べ、花咲かGは、錆取り、錆止めの2種類の作用があります。
もう一度書きます。
「花咲かG」で錆取り処理を行った後、錆はこのバイクを手放すまで発生しませんでした。
ロングセラーでリピーターのいる良品ということがよくわかりますね。
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バイクタンクの錆取の注意点
まずは動画を見てください。
今回対象のバイクを見てみましょう。
いつか復活させようと室内保管していたので外観はきれいです。
………でも
タンクはずした。
15年も放置していたバイクなのでタンクのカギは錆でやられています。
さびていてあかなかったので、強引に(タンク傷つかないように)とりました。
錆だらけです(笑)
バイクのキィではタンクは開かず
管理人は、鍵穴をドリルで壊し、強引にこじ開けました。
鍵穴の強引なこじ開け方 ワンポイントアドバイス カワサキ編
※キャップは2時半の位置で外周から2mmくらいのところをドリルで穴をあけて、
隠されているねじをゆるめ、外側の5ほんのねじを外したら、
ぐるっと回すとまるごと取れます。
タンクに傷がつかないように細心の注意を払いました、
うまくカギ自体が取れてラッキーでした。
鍵穴内部も錆に侵食されいています。
ガソリンの腐った匂いと錆の悪臭でひどいものでした(笑)
ガソリンが腐ってさびて、固形化してます。
非常に臭いです。(笑)
燃料計のフローターは使い物になりませんでした。
タンク下の部分をマスキングして、水がむらない様にします。
(ゴムをかませて、ガムテープを貼ることで事足りました)
燃料センサーの部分はゴム製のシート買ってきて(ホームセンターより購入) かぶせて、
ガムテーブで貼り付けました。意外と漏れないものですよ
まずは水でタンク内を洗浄します。
これが結構大変です。
なんといっても15年分の錆とガソリンがこびりついていますからね~
動画では、触れていませんが、この時細目のチェーンを入れて
タンクをシェイクします。
水を捨てる→新しく水を入れる。→タンクシェイク
管理人はこれを3時間くらい繰り返しました。
しかし何度やっても、
黒ずんだ水が出てくる…….めげそうになりました。(笑)
(現在は良いケミカル剤があります。下の方↓で紹介してますので参考にどうぞ)
裏返しにして水を抜きます。
高圧洗浄機があれば、これを使用すると錆取の効率が上がります。
ある程度とれたら、次のステップに移ります。
花咲かGをガソリンタンクに投入
花咲かGを投入します。
動画では端折っていますが、この行為は2日間にわたって行っています。
というのも、花咲Gは比較的ゆっくりと錆を取っていくので,
中の錆の取れ具合を見てから取り出す日を決めた方がよいからです。
いったんタンクの中の「花咲かG」溶液を抜いて、ポリバケツに移し替え、
タンク内部を確認 状況次第で、再度「花咲かG」を投入し漬け置きする。(笑)
「花咲かG」は再利用可能なので、納得いくまで何度も使用できました。
バイクタンクの錆取り まとめ
時間と手間がたっぷりかかりましたが、意外ときれいにできました。
このあと、ゼファーは見事復活を果たし、その後3年ほど管理人の相棒となりました。
いろんなところに連れて行ってもらいましたが、その記事は後程(笑)
たまたまなのか?、管理人の手際がよかったのか?、「花咲かG」が高性能だったのか
その後管理人の相棒でいる間、錆が発生することもなかったことを付け加えておきます。
いやマジでこの花咲かGタンククリーナー 1Lはおすすめです。
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あとがき バイクタンクの錆取り 便利なケミカル剤が発売されてたのでシェア
自分でバイクのガソリンタンクの錆取りをやってみて
非常にめんどくさかったのが、
ガソリンタンク内の腐って固形化したガソリンの除去でした。
体力と根性で、タンク内にお風呂の栓用のチェーン入れて、
ずーとシェイクして、頑張ったんですが、
今は、こんなケミカル剤あるんですね~(笑)
当時、これがあればずいぶん簡単に、楽に作業で来たのにな~
(僕が知らないだけで、当時からあったんでしょうか??)
シェアしておきます。^^
見るからに便利なケミカル剤です。
【錆取革命 錆取りいざ本番】という商品です。
こんな感じで使うようです。
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ほんとに、当時これ有ったら、楽だったろうな~(涙)
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