大好評秘湯巡りシリーズ(自画自賛です^^)
今回は岩手は鉛温泉へツーリングに行ってきました。^^
兼ねてから気になっていた温泉へ
温泉巡りのツーリングです。
(鉛温泉 バス停前にて↑)
岩手にもいい温泉は沢山ありますが、
鉛温泉は初めてです。
今回お邪魔した藤三旅館は
豊沢川の流れに沿って建つ 木造3階の作り
総けやきづくりの建物
伝承600年 白猿伝説の残る日本一深い自噴天然岩風呂のある温泉
(↑この辺の知識は、行く前にちょっとだけ調べました^^)
この建物を維持するのに、相当な労力が必要なんだろな~と思いながら
玄関をくぐると
感じの良い、従業員さんが出てきて、その場でお会計 800円也
さてさて、どんな温泉ですかね~
まずははじまりはじまり~
これだけ読めば、内容がわかる目次
藤三旅館(岩手鉛温泉)の温泉は白猿の湯はこんなとこ
画像出典元:藤三旅館 ホームページ https://namari-onsen-ryokan.com/より
残念ながら、浴室は撮影不許可だったので、藤三旅館さんのホームページよりお借りしました。
(旅館さんに頼むと、撮影許可が下りる場合があるそうなんですが、僕は遠慮しました。)
撮影許可をもらって、ツイッターにアップされている方がいらしたので、シェアしておきます。
白猿の湯ののれんをくぐり、戸を開けるとすくに階段があり、お風呂があり、
一瞬、どこで着替えるか、戸惑いますが
階段を降りたところに、脱衣場があります。
また、階段が急なので、足の悪い方には、
浴槽内の段差も大きいし、幅が狭いので、お薦めはできなかな~。(TT)
お風呂は立ち湯で深く(125㎝)小さい子供さんにもおすすめできませんが
「白猿の湯」の浴室には小ぶりなまるい、もう一つの浴槽があります。
最初水風呂だと思って入ってみると、たぶん30度~35度位
これは「子猿の湯」と呼ばれていて、ぬる~いお湯が入っています。
実は「子猿の湯」も温泉。
藤三旅館は複数の源泉を所有していますが、その中にはぬるめの源泉もあるそうで…..
他のお風呂の温度調節にも使われるそのぬるめ源泉を「子猿の湯」には単独で投入!
特に熱いお湯の苦手なお子さんに人気のお風呂だとか……
少し古びたその風情は、非日常を味わうことができて、かなり、かなーーーりいい感じです。^^
おはゆうございます♨️
白猿の湯
藤三旅館
鉛温泉
湯治部
撮影許可済 pic.twitter.com/kJVsFUVbLY— ジョニみちお (@lure89875088) April 9, 2023
動画もアップしときますね。
宮沢賢治が執筆した童話「なめとこ山の熊」の中に、
「腹の痛いのにも利けば傷も治る。鉛の湯・・」と謳われているのが、この温泉だそうで….
手すりのついた、石の階段を降りると、白猿のお湯です。
歴史は600年前に始まり、旅館としても230年以上の歴史
東北旅最後の夜を過ごしたのは鉛温泉 藤三旅館。館内には4つの浴室があり全て源泉掛け流し。特に凄かったのが水深125cmの立ち湯の浴槽。天井も高く、上にも下にも深いこの浴場に夜中に一人、浸かることが出来た。巨大な空間と対峙する孤高の時間が堪らない。あの浴場には中毒性がある。(写真許可済) pic.twitter.com/xJfttpRN3K
— べーた (@onecuprain) March 31, 2022
ここ白猿の湯は天然の岩をくりぬいた温泉の底から、源泉100%のお湯が沸きだしています。
今を去る事およそ600年前
藤井家の遠祖が高倉山ろくで木こりをしている際
岩窟(岩窟)から出てきた一匹の白猿が、桂の木の根元から湧き出る泉で手足の傷をいやしているのを見て
底が怨念の湧出で有ることをして、一族が天然風呂として用いるようになったとの事
以来白猿の湯(俗名 桂の湯)と呼ばれるようになったそうです。
「沸かさず(加熱)」、「薄めず(加水)」、「循環させず(かけ流し)」
どうやって、ちょうどいい温度にしているのか、想像もつきません^^
浴槽の湯舟の深さは125㎝ 立ち湯です。
泉質はやわらかく、中央部分に行くと、温泉が湧き出している個所を体感できます。
湯舟のヘリの部分には、ちょうど湯舟の中に、
腰掛ける場所がありゆっくり温泉を楽しむ事が出来ます。
湯舟から、3階までの高い吹き抜けは、見上げるうちに心も体も
かなりリラックス出来ます。
白猿の湯 入浴の注意点:
白猿の湯に洗い場は有りません。
初めに”桂の湯” もしくは”銀の湯”で体を洗ってから
入浴しましょう。」
(便宜上 最初に白猿の湯を記事にしてますが、僕は桂の湯に入ってから、白猿の湯に入っています。)
注意2
混浴風呂ですが、女性専用の時間もありますので、女性の方も安心して入浴を楽しむ事が出来ます。
時間帯は公式ホームページより、ご確認ください。
公式ホームページ:https://namari-onsen-ryokan.com/
藤三旅館(岩手鉛温泉)の温泉 桂の湯
桂の湯です。(同じ館内にあります)
こっちのお風呂もいいんだよな~
内湯もあるんですが、露天風呂と川岸に設けた露天風呂が、またいいんです。^^
木々の緑と川のせせらぎ、そして心地よい風
人をダメにしてしまう、心地良さです(笑)
その日はあいにくの曇り空でしたが、露天風呂に入りながら
うたたねしちゃいました。
(画像出典元:藤三旅館 ホームページ https://namari-onsen-ryokan.com/より)
露天風呂からは渓流のせせらぎが聞こえ、鈴虫の音色を聞きながら、
心と体を完全にリラックスさせることがきます。
(画像出典元:藤三旅館 ホームページ https://namari-onsen-ryokan.com/より)
(画像出典元:藤三旅館 ホームページ https://namari-onsen-ryokan.com/より)
藤三旅館(岩手鉛温泉)アクセス
住所 岩手県花巻市鉛中平
アクセス JR東北本線花巻駅から岩手県交通新鉛温泉行きバスで32分、鉛温泉下車、徒歩3分
営業期間 通年 (月曜日は臨時休業あり)
営業時間 イン15:00、アウト10:00、7:00~21:00(閉館)
休業日 情報なし
料金 入館料=大人700円、小人500円/
カード利用 利用不可
駐車場 あり
駐車台数 80台
駐車料金 無料
電話 0198-25-2311
藤三旅館
公式ホームページ:https://namari-onsen-ryokan.com/
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藤三旅館(岩手鉛温泉)駐車場
駐車場は無料です。
駐車場は、第一、第二駐車場は、泊り客用
日帰り入力の場合は、第三駐車場に泊めて
50mほど下り坂を歩くことになります。
看板がありますので、それに従ってください。
ちょっと急な坂道を下ります。
藤三旅館(岩手鉛温泉)館内風景
玄関をはいると、旅館の方が出てきて、お金を払います。
簡単な説明があって、後はゆっくりどうぞといった感じ。
旅館内には看板があります。
この日銀の湯は、女性専用の時間だったので、あきらめて初めに
桂の湯に向かいます。
ロビーを抜けて、長い廊下(30m位?)を通ると
桂のお湯があります。
そこから、すぐに白猿の湯があります。
再びロビーに戻って、逆方向に行くと銀の湯があります。
時間で男女いれかわります。
藤三旅館(岩手鉛温泉)至福の露天風呂
のどかですよね~!!
景色も抜群にいいです。
藤三旅館 鉛温泉のバス停のそばに、細い道があります。
看板は有りますが、ともすれば、見逃してしまいそうな細い道^^
(実際僕は見逃してしまいました。ご注意を)
文人にも愛された湯宿で、
作家田宮虎彦が、この宿に一か月滞在して「銀心中(しろがねしんじゅう)」
を執筆したとか。
(僕は読んだことありませんが、こんど読んでみようと思います)
また、宮沢賢治も藤三旅館さんとの遠戚関係からよく訪れたとの事。
宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」の中にも『腹の痛いのにも利けば傷もなおる。鉛の湯・・・・・』
と、あったのを思い出しました。
…..ここだったんですね^^
とにもかくにも、白猿の湯は格別で、いい温泉でした。
機会があれば、奥さんと泊まりに来ようと思います。
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